青海町のヒスイと八尾町の巡検
 2001年度の野外巡検が8月11日(土)12日(日)に新潟県青海町、富山県八尾町で開催されました。
<8月12日>
 参加者は24名でバス(瑞浪市化石博物館前発)と自家用車(遠地から参加の家族ずれ)に分散して、目的地に向かいました。
小滝川のヒスイ峡見学:直売店でヒスイをみたり、展望台よりヒスイの原石のある河原を遠望しました。小滝川下流の河原でヒスイ拾い、河原に降りてヒスイを探しました。 珊瑚の化石の入った石灰岩を見つけた人もいました。
 親不知ヒスイ海岸でヒスイ探し:高速道路の下の海岸の打ち上げ石からヒスイを探しました。ヒスイは10数回採集の経験のある元会長の手ほどきで、初参加の小学生も 採集できました。参加者全体で50個以上の収穫がありました。



ヒスイ峡遠望


ヒスイ採集風景


ヒスイ(上は購入品)


  民宿での夕食風景
<8月13日>
 民宿を8時半に出発し、北陸道の富山ICから国道41号線入り10時過ぎに目的地に到着しました。 八尾町でサメの歯採集:雨にぬれた砕石跡地で地面にはりつて小さなサメの歯を探しました。魚の脊椎骨も採集できました。



化石採集風景( 深谷)


メジロザメの化石 (寺部氏採集)
2日目は八尾町の産地で約2時間、皆で 150個のサメの歯が採集できました。参加した小中学生は夏休みの自由研究がこれでできたと喜んでいました。 専門家も含めた和気相々の雰囲気の中で大人達も子供に帰って学べた2日間でした。



ビカリア採集風景


  採集したビカリア化石 (新谷採集)
2日目は八尾町の土でビカリア採集しました。
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