伊 是 名 島(いぜなじま) 「伊是名村」 「伊是名島」 2014年
伊是名(いぜな)島は帰仁村運天港からフェリーで55分で行ける海岸線長16.7Kmの丸い島で沖縄本島と伊平屋島の間にある。伊是名島は琉球王朝第ニ尚氏時代の開祖で ある尚円王の生地であり、その遺構がいたるところにある。4月の初めに伊是名島を3泊4日で訪れ歩いて海岸線を一周したり、山道(平らな島で稲作水田が多い)縦断 して途中の名所旧跡を見たりした。また伊是名玉御殿(たまううどん)で行われた伊是名清明祭(しーみさい)を見学したが、祭壇には中国風の宮廷料理や中国製の陶器の 水注のなどが奉納されており、素晴らく豪華な物であった。




伊平屋島には北から内花(うちばな)、諸見(もろみ)、仲田(なかだ)、伊是名(いぜな)、勢理客(じっちゃく)という5つの地区があり、 各集落に古民家がある町並が残っておりおり、東南地区には尚円王ゆかりも遺構が多い。
内花地区には内花漁港があり伊平屋島、具志川島行きの渡し船乗場がある。また諸見地区の近くに尚円王が青年時代に作った枯れない水田「逆田(さかた)」がある。
諸見地区には尚円王が沖縄本島に向かって指を差す有名な銅像がある「尚円王御庭(おにわ)」があり、すぐ近くに尚円王の生誕地とされ、へその緒を埋めてある[みほそ所]、大きな神アサギ、拝殿がある。
仲田地区にはフェーリータミナルがある仲田港があり、競技場、伊是名村役場、伊是名小学校、中学校などの公共施設がある。また大型スーパーJA、診療所がある。仲田集落にはフクギ、サンゴの塀に囲まれた古民家が多く残っている。
伊是名地区には南東端の伊是名城にある尚円王子孫を祭る玉御殿や南端中央には伊是名集落にある尚円王親族の古民家[銘苅家(めかるけ)]がある。また海岸線は[陸ギタラ][海ギタラ]という奇岩や御獄がある。 伊是名の民族文化財を展示している[伊是名ふれあい民族館]がある。
勢理客地区には勢理客漁港があり、古民家も多い。小学校跡が運動場になっていた。海岸線を歩いたが海岸にウミガメ産卵に適した砂浜があった。

各集落の古民家が続く町並が残っており、サンゴへ塀は伊平屋の物より高いものもあった。 伊是名島は琉球王朝時代からの文化遺産が多い島で、伊平屋島は自然文化遺産が多い島で趣きをことにしている。現在、伊是名島から伊平屋島までは間の具志川島を経由した渡し船がある。具志川島では沖縄貝塚時代の遺跡が発掘されて おり、その遺物が伊是名ふれあい民族館に展示されていた。いつか伊是名島から渡り舟で具志川島に渡り、具志川島を見てから伊平屋島に渡り、伊平屋島を歩いて一周したいと思っている。
伊是名島へ上陸


伊是名港フェリーターミナル (仲田港)


乗船したフェリー「ニューいぜな」


フェリーターミナルの「ニューいぜな」

仲田地区


伊是名精糖工場


伊是名小学校


仲田の井戸跡


仲田集落1


仲田集落2

伊是名地区
伊是名城・伊是名玉御殿 (県有形文化財)


シラサギ展望台から伊是名城を望む


伊是名城への道を歩く


伊是名城・伊是名玉御殿の前で


伊是名玉御殿での清明祭の豪華なお供物


伊是名玉御殿の説明板

サムレー道 (史跡・名勝))


>サムレー道の入口


サムレー道 の案内の説明板

奇岩陸ギタラと海ギタラ


フェリーから陸ギタラと海ギタラを望む


シラサギ展望台からギタラと海ギタラを望む


逆光の海ギタラ


ギタラ展望台の陸ギタラと歌碑

 
  ギタラハンタ (崖の上)から船を見送る歌碑

伊是名集落


  伊是名神アサギと拝殿がある拝所


支柱が短い伊是名神アサギ


珊瑚の石垣が続く集落の道


拝所の 枯れた大木のある道


珊瑚の石垣に囲まれた赤レンガの古民家


takai 高い珊瑚の石垣がある古民家の前で



↑尚円王の親族が住んでいた古民家「銘苅家」

↑尚円王が使用した段々の水田「逆田」

↑内花漁港の伊平屋への渡し船桟橋

 
↑尚円王御庭の尚円王の銅像の前で

↑勢理客の赤瓦の共同浴場跡

↑伊平屋島を望む内花の海岸で

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