金 生 山

金生山は岐阜県大垣市の北西の方向の旧東海道の宿場町赤坂に有り、標高217m、東西1km、南北2kmの地肌がむき出しになっている小さい山である。 金生山は石灰岩から出来ており、2億7千万年 〜2億5千万年(ペルム紀中期〜後期)の巨大な入江テチスの海赤道付近に誕生した海山列に珊瑚礁が堆積したものです。 金生山をつくる石灰岩は赤坂石灰岩と呼ばれ、古くから石材や石灰として利用され、現在も採掘されている。 金生 山は化石の宝庫で金生山をつくる石灰岩にはフズリナの他に大形の貝類やウミユリ、サンゴなどの化石を産する。巡検には何度は訪れており、各種化石を採集している。 下の写真は金生山で採集した化石の一部です。

金生山の砕石場から見たセメント工場

金生山の砕石場全景、遠くは伊吹山

金生山砕石場

化石採集に同行

シカマイアの蝶番部

ウミユリの茎の断面

オーム貝

ベレルフォンの断面

小型の巻貝化石

ミッチア、フズリナの密集層

フズリナ密集化石
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