名護博物館 (友の会)での活動 (2011年〜2019年)
 沖縄へ移動した直後にの名護博物館の会員となり、その活動に参加した。名護博物館のある場所は琉球王朝時代の番所跡で、 大正9年に名護町役場が建設され、現在は名護博物館となっている。その敷地を囲むように生息するフクギ群は推定樹齢300年で 、沖縄県指定天然記念物に指定されいる。数年後に名護市大中の高台に新館ができる予定である。

名護博物館の建物周り


名護博物館正面


名護博物館玄関で


名護博物館前道路と壁画


名護博物館周りのフクギ群


名護番所跡のフクギ群の標識


名護番所跡のフクギ群


名護親方 程順則 (ていじゅんそく)の銅像


名護親方 程順則 (ていじゅんそく)とは

名護博物館の展示室


展示室見取り図(1階)


家畜の展示コーナー


家畜の展示 (アーグー)


家畜の展示 (ヒージャー)


畑の展示コーナー


畑の展示品


畑と住の展示コーナー


食のコーナーと住のコーナー


山原(やんばる)の食べ物


ゴーヤーチャンプル


スパ (沖縄そば)


食品加工の展示品


住まいの展示品1BR>


住まいの展示品2


衣の展示品


名護市の祝い、儀礼



↑披露宴のお祝


↑タンカー(1歳の誕生日)の祝い

↑披露宴の料理


沖縄近海の鯨類





ヒートゥ狩の道具


↑ヒートゥ狩のモリ


↑名護湾 ピトゥ(イルカ)追い込み漁


山 (ヤンバル)の動物展示


琉球犬とリュウキュウイノシシ


↑ヤンバルクイナ


やんばるの昆虫

参加した名護博物館、友の会の行事
名護博物館友の会総会 2011年4月


 平成23年度名護博物館友の総会1


 平成23年度名護博物館友の総会2


2004年から貯蔵の名護博物館友の会「百年古酒」を取り出す


  「百年古酒」を販売


購入した「百年古酒」
稲 作 体 験 2011年4月〜7月


皆で田植え(2011年4月3日)


親子で田植え(2011年4月3日)


成長中の稲 (田植えから1ケ月後 2011年5月3日)


皆で脱穀作業1 (田植えから3.5ケ月後 2011年7月16日)


皆で脱穀作業 2(田植えから3.5ケ月後 2011年7月16日)

北部の地質巡検  2011年7月


名護博物館で出発前に説明を聞く




 

ブセナ岬の地層 


   万国津梁館





万国津梁館から名護名護市街を望む 名護市街は昔は海峡であった
漢那ダムの地層





古宇利島の円筒状空洞地形









ワルミ大橋からみた羽地内海






運天の貝化石層









今帰仁村ウッパマビーチの地層








地質巡検参加者全員で 遠くは古宇利島

市街散策 (うるま市博物館、勝連城、栄町市場) 2011年7月
うるま市立 石川歴史民俗資料館





















うるま市立 海の文化資料館









世界遺産 勝連城


















栄町市場










鳥 の 巣 展 見 学  2011年10月


鳥の巣展入口 


鳥の巣展展示1 


鳥の巣展展示2 
















ヤンバルクイナ








兼 箇 段 散 策  2012年10月
兼 箇 段 (かねかだん)
 うるま市にウタキに護られたカネカダンんという小さな集落がある。名護博物館の「秋の散策」で初めて訪れた。兼箇段がある具志川市は本島北部の産地と南部の丘陵地形 の接点になっており、兼箇段集落は標高50m位の国頭レキ層からなる段状の小高い丘になっている。兼箇段集落は神々が宿るウタキ、祭祈場、古い琉球家屋、古墓、井戸など昔の風情を 残している。集落の上に琉球石灰岩からなる拝所(ウタキ)がある兼箇段グスク(標高84m)がある。兼箇段獅子舞は集落に住む小中学生で神事に舞が演じられる。


↑兼箇段集会所(獅子舞練習場)

↑イリフウヤ(西大屋)

↑ナカジョウグワ(仲門小)

↑カンサギ(神アシャギ)の中の拝殿

↑アシビナ(殿遊庭)の拝所

↑ジョーミーチャー(3門口の墓)

↑ウブガー(産井戸)

↑琉球王国時代の兼箇段集落の復元図

↑西大屋の古井戸と古壷

↑仲門小のフール(豚小屋兼トイレ)

↑シーシヤ(獅子屋)保存の獅子頭

↑アシビナ(殿遊庭)拝所・火の神

↑クニヌシの墓(兼箇段グスクの西側)

↑カネカダンウテ(兼箇段王主の墓)

伊平屋島我喜屋(がきや)集落歩き&写真展  2014年2月
伊平屋村我喜屋集落の町並み歩き2013〜14年
「伊平屋村」 「伊平屋島」
我喜屋集落を歩く
 我喜屋(がきや)集落がある場所は昔は海であった所で今は砂が堆積して平野を形成している。集落の中央にある伊平屋小学校の回りにはテーブルサンゴを高く積み重ねた塀垣が 連なる町並がある。またサンゴ塀の内側にフクギの樹を林立した赤瓦の古民家が残っており、他に類のない景観である。
今回、名護博物館の関連で我喜屋集落を何回か訪れ、我喜屋集落をすべて歩いて町並の形態を調査した。

  ↑我喜屋ダムから見た我喜屋集落全景
  中央は伊平屋小学校、左に我喜屋公民館、右に県立北部病院の伊平屋出張所や我喜屋漁港があり、遠くに伊平屋村役場などの公共の建物が見える。 中央遠方の盆地には神アサギ、ノロ殿等の祭事を行う拝所がある。左向こうの腰岳の麓には稲作水田地帯が広がり今も高架水路で水が引かれており、高台に土地神である土帝君(ふとうきー)の拝所がある。 手前左に伊平屋酒造があり、手前右側に集落唯一のやぎ小屋がある。   
  

↑集落のサンゴ塀の町並み フクギと赤瓦の古民家

↑集落のサンゴ塀の町並み 連なる赤瓦の古民家

↑集落の配置図 (屋根瓦、塀垣、ヒンプを調査)

↑集落のサンゴ塀の町並み 空き地内に畑と老人

↑集落のサンゴ塀の町並み 伊平屋小学校の体育館

↑集落のサンゴ塀の町並み 小学生が歩く

↑集落のサンゴ塀の町並み 最古の赤瓦の古民家

↑我喜屋集落最古の赤瓦の古民家の前で

↑集落のサンゴ塀の街並み セメント瓦の古民家

↑集落のサンゴ塀の古民家、空家の赤瓦の古民家

↑集落のサンゴ塀の街並み セメント瓦の小屋

↑集落のサンゴ塀の街並み 空き地内が畑に

↑集落のサンゴ塀の街並み 遊び場と女の子
我喜屋集落写真展


↑我喜屋集落写真展:我喜屋マップと豊年祭(2014年)の写真展示


我喜屋集落民家の調査マップ


今と昔の我喜屋集落


我喜屋の河川の生き物


我喜屋写真展を見学する小学生


我喜屋写真展を見に来た子供と


我喜屋写真展示を写す少女

底仁屋(そこにや)集落歩き&写真展  2014年




城(ぐすく)集落歩き&写真展  2014年




名護博物館友の会文化祭 (新谷出展分:沖縄本島一周歩る記、所蔵カメラ) 2014年









  
累計 11/8/11〜
12/8/11
歩行距離
約745km
歩行数
約1468043歩
掲載写真
344枚
撮影写真
6683枚
沖縄本島一周ウオークを1年で達成!(歩いた日:34日)  















参加した名護博物館に関連したイベント
溝原貝塚(名護博物館横)発掘調査 2013年〜2014年 溝原貝塚
溝原貝塚(沖縄貝塚時代後期)は名護市溝原の海岸砂丘地にあり、現在では名護博物館(名護間切番所跡・旧名護市役所)から東江公民館付近にかけて立地する。
今回の発掘現場は名護博物館の右の元国頭郡役所のあった場所である。


> 溝原貝塚があった場所
上の大きな木はひんぷんガジュマル
下の3本のフクギがある所は名護博物館がある所


元国頭郡役所(今回の発掘場所)
 2013年〜2014年に行われた名護市教育委員会の「溝原(みぞばる)貝塚緊急発掘調査」に発掘作業員として参加する機会を得た。 溝原貝塚は沖縄貝塚時代後期の遺跡であり、今回の発掘場所は現在の名護博物館(名護間切番所・旧名護町役場)の西側である。
 発掘段階で獣骨が数体産出し、化石発掘の経験から私が取り出し作業を担当した。現地では、順次露出した4体の獣骨の骨の微細クリーニング、原寸1/2縮小スケッチ、 骨一個ごとの取り出し、袋入れなどを調査担当員の指示のもとに実施した。また獣骨の一体を埋もれた状態のまま、取り出す作業を皆で行った。
 4個の獣骨は頭部の方向が皆南側を向き、成体時の形態を維持して整然と配置されており、何らかの理由で埋蔵されたものと思われる。
 その後、発掘品資料整理場所に移動し、獣骨の骨を個別ごとに整理、分類し、箱分けした。後日、動物考古学専門の桶泉岳二教授の指示で詳細分類した。
 以下は私が担当した獣骨の発掘、クリーニング、スケッチ、整理・分類に関する記録であり、算出した獣骨の分析結果は名護市教育委員会発行の 発掘調査報告書 を参照ください。


↑獣骨4の全体出土状態

↑獣骨1の全体出土状態

↑獣骨1の顎部出土状況

↑獣骨3の全体取り出し作業

↑獣骨1の出土状態全体スケッチ

↑獣骨3の出土状態全体スケッチ

↑獣骨2の出土状態全体スケッチ

↑獣骨4の出土状態全体スケッチ

↑獣骨4の出土状態 2個の貝を枕に頭部を上向きに配置

↑獣骨1の全体骨格分類図





↑獣骨3の全体骨格分類図

↑獣骨2の全体骨格分類図

↑獣骨4の全体骨格分類図

↑獣骨3の頭部の骨

↑獣骨4の頭部・胸部・腰部の骨

↑獣骨3の胸部・腰部の骨

↑獣骨の骨を説明 (桶泉岳二教授が名護博物館職員に)
名護市教育委員会発行の 発掘調査報告の埋葬獣骨部抜粋


















リュウキュウヤマガメの発見 2014年 リュウキュウヤマガメ1 リュウキュウヤマガメ2
名護市の親川グスク跡の上部の石灰岩の石垣近くで、国指定の天然記念物(1975年に指定)である「リュウキュウヤマガメ」を見つけた。沖縄本島、渡嘉敷島、久米島だけに 分布する地上性のヤマガメの仲間で概観はきれいな朱色をしていた。高台にある親川グスクの古木の中にいる昆虫類などを食べにきたようだ。














名護市で確認されたリュウキュウヤマガメの記録 (2009〜2018年)
名護博物館報告より















ザトウクジラウオッチング調査  2014年3月
ザトウクジラ:名護湾クジラウオッチング調査船上から(2014年3月)
ザトウクジラ1 ザトウクジラ2

クジラウオッチングの調査船に乗る機会があり、名護湾の伊江島沖でザトウクジラを見ることができた。ザトウクジラは1月から4月頃まで出産、育児のために沖縄などの暖かい海にやってくる。 名護湾の沖の伊江島近くでで数頭のザトウクジラの乱舞を、恩納村のブセナ近くで親子のザトウクジラをウオッチできた。ザトウクジラのウオッチは初めであり、広い海でその姿を探すのは容易では はない。水面に上昇する時に頭の上の呼吸孔から吹く潮をみつけてクジラのいる場所を特定し、船を近付け望遠レンズをズームアップして高速連写撮影をした。撮影した写真の一部を以下に記載する。


名護漁港から調査船に乗る


名護湾(名護市街沖)を航行


水納島、伊江島近海を航行
2014 年3月17日 伊江島沖


伊江島沖でウオッチしながら航行


クジラ調査船の前を泳ぐザトウクジラ


クジラ調査船の横を泳ぐザトウクジラ


背ビレ を見せて泳ぐザトウクジラ


ブローしているザトウクジラ


浮き上がって頭を持ち上げたザトウクジラ


フルークをするザトウクジラ:上体を宙に投げ出すザトウクジラ


ブリーチをするザトウクジラ:深く潜行する時に行う


胸ビレ(外側から見て)を立てて泳ぐザトウクジラ


胸ビレ(内側から見て)を立てて泳ぐザトウクジラ
2014 年3月25日 名護湾 ブセナリゾート近海


ブセナ岬近海をウオッチしながら航行


↑喜瀬ブセナリゾート近海でザトウクジラを発見


↑ウオッチング観光船の横を泳ぐザトウクジラ





親子で遊泳するザトウクジラ
2015年3月11日 伊江島沖




ザトウクジラ回遊調査(名護市役所)2015年:琉球新報記事より


ザトウクジラ回遊調査 (琉球新報HP)


新名護博物館について(名護市役所HPより 2020年)










新名護博物館について (名護市役所HP)

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