フズリナ
フズリナ
Fusulina
フズリナは、古生代(石炭紀〜ペルム紀)に全盛期を迎えた有孔虫である。存続した期間は約1億年。石灰質の殻を持っていたことから、 石灰岩中に現れる化石として知られる。日本では、秋吉台などの石灰岩中に多量に存在することで知られ、進化の系統がよく研究されており、 示準化石としても用いられる[2]。古生代末に突然絶滅することから、 中生代への転換期に起きた大量絶滅(P-T境界事変)を証明する化石としても注目される。
沖縄県本部町伊野波のフズリナ
(古生代ペルム紀後期)
沖縄県今帰仁村のフズリナ
岐阜県 金生山採掘場のフズリナ・ヤポニカ
(古生代ペルム紀)