兼 箇 段 (かねかだん) 2012年10月
 うるま市にウタキに護られたカネカダンんという小さな集落がある。名護博物館の「秋の散策」で初めて訪れた。兼箇段がある具志川市は本島北部の産地と南部の丘陵地形 の接点になっており、兼箇段集落は標高50m位の国頭レキ層からなる段状の小高い丘になっている。兼箇段集落は神々が宿るウタキ、祭祈場、古い琉球家屋、古墓、井戸など昔の風情を 残している。集落の上に琉球石灰岩からなる拝所(ウタキ)がある兼箇段グスク(標高84m)がある。兼箇段獅子舞は集落に住む小中学生で神事に舞が演じられる。



琉球王国時代の兼箇段集落の復元図



兼箇段集会所(獅子舞練習場)


兼箇段集会所(獅子舞練習場)







西大屋の古井戸と古壷


イリフウヤ(西大屋)


十九三窯 (とくさんがま)


仲門小のフール(豚小屋兼トイレ)


ナカジョウグワ(仲門小)










カンサギ(神アシャギ)の中の拝殿


シーシヤ(獅子屋)保存の獅子頭


アシビナ(殿遊庭)拝所・火の神



神アシャギ (カンサギ)の拝所の前の広場で


神アシャギ (カンサギ)の拝所






クニヌシの墓(兼箇段グスクの西側)





ジョーミーチャー(3門口の墓)






ウブガー(産井戸)


カネカダンウテ(兼箇段王主の墓)


二ガン(門中)

 ホーム