クモヒトデ
Ophiuroidea

この化石は三重県安芸郡美里村の新生代新第三紀中新世の地層で採集したものです。

現在、クモヒトデ類は、棘皮動物(きょくひどうぶつ)に属する生物の総称で、極地から熱帯に至るすべての主要な海域の6,000m以上の深海 にも生息している 。岩の陰や他の生物の内部にまで潜り込んで隠れている。2〜3種類のクモヒトデ類は汽水にも耐えるが、これは、 他の棘皮動物では例がないことである。クモヒトデ類は、古生代オルドヴィス紀初期、つまり約5億年前に分岐したグループである。 クモヒトデ類の英名であるbrittle star(もろい星型のもの)という名前が示す通り、化石はばらばらになりやすい。


↑珊瑚礁の浅瀬に住むクモヒトデ   
↑ジュラ紀のクモヒトデ(ドイツ ゾルンホーフェン):購入品   

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