MINOLTA X 700
「Automatic Inspection System for camera Performance」とのかかわり
  「ミノルタX700」



 ミノルタX-700は1981年(昭和56年)に発売した長らくミノルタのマニュアルフォーカス一眼レフカメラの頂点に位置していたカメラで、初心者からハイアマチュアまで幅広い層に 向けて作られた中堅クラスの機種です。  カメラ組立て後の最終工程での露出性能、シャッタスピードなどの性能やシャッター作動、巻き上げなど操作機能、ストロボ、レンズとの互換性の検査は多くの人の判断により、 多大の工数を必要とします。また人による検査は漏れが発生します。それを解消するためベースマシン、各種駆動ユニット、パソコン、マイクロコンピューターを駆使した 「一眼レフカメラ全自動性能検査ライン」の開発を担当し、1982年(昭和57年)に完成し、導入した。


↑X700 全自動性能検査ライン全景



↑X700 自動性能検査ライン メカユニット系統図



↑自動性能検査ラインにカメラを人が取り付け、外し



↑ 自動性能検査機 カメラ巻上げ、三脚ネジ回転操作機構



↑工場長表彰状 (X700自動性能検査ライン用ユニット)



↑部門長表彰状 ( X700自動性能検査ライン)

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