ラステルム(アークトオステリア・カリナータム)
Rastellum(Arctosterea carinata)

 この化石は群馬県の山中地溝帯の瀬林層の白亜紀前期の地層で採集したものです。ラステルムは横から見るとワニの口を思わせる形をしていて、 中生代のワニガキといわれる。大きさは80mm。




<山中(さんちゅう)地溝帯とは>

白亜紀前期の長野県南佐久郡佐久町から群馬県多野郡上野村、中里村を通って秩父盆地の小鹿野町までに達する幅2-4km,長さ40kmの凹状の地溝帯で中生代白亜紀前期の地層。 中里村瀬林には恐竜の足跡が道路脇に露出した地層に残されている。

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