天仁屋の生痕化石 沖縄県名護市 (新生代第三紀始新世 嘉陽層)
 現在住んでいる名護市街から約20Kmの東海岸に天仁屋(てにや)という集落があり、天仁屋海岸からさらに2Kmのバン崎に新生代始新世の5千5百万年前の嘉陽層が露出しており、 上下逆転した曲がりくねった褶曲地層を見る事ができます。途中に岩が海にはり出している所が数カ所あり、大潮の引潮時にのみ行く事ができます。その地層は砂岩、泥岩が3千mの深海に 堆積したもので、地層の露出面や転石に海底を生物が這い回った跡である生痕化石が多種見られます。国の天然記念物に指定されています。

生痕化石 (水深5000mの海底を這い回った生物の道や巣穴の痕跡)

 


 


 


5500万年前の嘉陽層の付加体地層


パン崎まで続く断崖 潮がひいた時にしか パン崎まで行けない


交錯した褶曲地層 


パン岬先端の褶曲地層の前で 

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