「2005年の日記」 「2007年の日記」
吾輩の日記!(2006年) …天国からのメセージ
 吾輩が天国(こちら)へ来てから4回目の正月である2006年が明けた。今年は飼い主が東京に来て3年目であり、仕事にも慣れたようである。今年は6月からドイツでサッカーのワールドカップが開催される 年であり、日本の活躍を見るのが楽しみである。昨年は小泉人気に湧き、景気が上昇に向けた年であったが、災害や人身事故、子供への犯罪など暗いことが多い年でもあった。今年は良い、明るい年になるようにと願っている。

2006年
1月1日
(吾輩より)

 今年の正月は家族全員で東京都の国立(くにたち)市で迎えたようだ。大晦日のカウントダウンの12時にテレビチャンネルをNHKに切り替えたら、豊川稲荷の除夜の鐘の響きが聞こえた。今年の来る年の最初の シーンは豊川稲荷であり、今年も初もうでに行けない豊川稲荷の本堂を思いがけず、見る事ができた。今年の正月は雪も無く温暖である。残念ながらベランダより初日の出を見る事ができなかったが。  昨年の定年を機に単身赴任生活に終止符をうち、住民票もこちらに移して真の東京人になった。昨年からマンションやホテルの耐震擬装が話題になっているが、豊川のマンションもこの都市公団の柱も太く、 しっかりしていて、問題はないようだ。相場より安いものにはすぐに飛びつかないようにしたい。特に安全、命に関するものは、、、。人類は吾輩のような動物にない知恵があるのだから、、、、。 東京は地震が多いと聞いていたが、思ったより少ない。お台場など埋め立て地に高層ビルが続々立っているが、今後想定される大地震による耐震強度がどうであるか気になる所である。  

2006年
7月31日
(吾輩より)

 7月18日から7月24日にかけて飼い主は中国に行ってきたようである。買い主が入会している東海化化石研究会の主催で毎年中国ツアーが 開催されている。仕事の都合でなかなか行けなかったが、今の会社は比較的自由に休みがとれるようで、奥さんと一緒に行ったようだ。中国は2度目であり、北京、上海、西安は行っている。今回は内モンゴル自治区が 主であり、古生代のオルドビス紀や中生代の白亜紀の地層がある場所の見学と観光らしい。寧夏回族(ネイカカイゾク)自治区の中心都市である銀川まで北京経由で飛び、銀川から専用バスで内モンゴル自治区に入り、 烏海(ウーハイ)市他2ケ所に宿泊した。ゴビ砂漠(ゴビ砂漠は地名であるが、少し草がある砂漠地帯の景観をゴビサ砂漠というらしい。)を走り、恐竜足跡やその時代の魚や亀の化石が残る広大な白亜紀の地層やオルドビス紀 の地層や三葉虫やオーム貝などの化石を観て、 化石が展示している自然博物館を見学したり、非常に面白い旅だったようだ。ジンギスカンが活躍した時代の遺構や西夏王陵跡などを見学でき、まだ観光化されていない景観 に触れることもできた。烏海や銀川は羊の肉やパイチュウという強いお酒は美味であった。この地区でもすでに高速道路はかなり作られており、モンゴルまで高速道路をも建設中である。これから銀川や西夏王陵も観光化 されていくと思う。北京オリンピックを控えて北京では高層ビルが沢山建っている。10年を経たずして中国は、30年前の日本のような環境公害、バブルの崩壊などの洗礼を受ける事は目に見えている。
  飼い主と奥さんは今年は色々な所に一緒に出かけているようだ。 東京周辺には日光川越秩父、奥多摩など江戸時代の歴史、 祭りと 自然が残った所が多い。吾輩は金沢と豊川しか知らないし、同類は狭い飼い主の周りの地域しか行動しない。旅ができるのは人間の特権であり、行ける時に 色々と行くのが良いと思っている。飼い主や家族が突然居なくなる時は 不安になるが、、、、



 ホーム