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<吾輩の日記!(2011年) …天国からのメセージ
 吾輩が天国(こちら)へ来てから9回目の正月である2011年が明けた。今年で飼い主が東京に来て丸7年となるが、この3月末で今の会社を退職し、南の方に住居を移すようだ。飼い主は生まれは北陸で、仕事の関連で関西、中京、関東と住居を変えており、 それぞれの地で自然、歴史、文化、名所旧跡を満喫しているようだ。化石というものに熱中した時期もあった。江戸時代からの首都である東京は歴史、文化遺産も多く、交通、施設などの便利さは他に類のない所であり気にいっているようだ。  しかしながら年金をもらえる時を機に残りの余生をもっと別の所(正反対の場所)でゆったりと過ごしたいという気持ちをが芽生えたようだ。
 昨年政権交代した民主党の鳩山政権が普天間問題などでつまづき、菅政権に変わったが、参議院選挙の敗北によるねじれ国会で政治の混乱が続いている。円高の影響もあり景気もなかなか回復しない。 大リーグでは松井選手がまたエンジェルスからアスレチックスに移籍したが今年はやってくれるような気がする。

2011年
1月1日
(吾輩と飼い主
より)

 この場所で初日の出を見るのが最後になるが、起きるのが遅く残念ながら元日の夜明けを見る事ができなかった 。ベランダから中央線の高架を走る下りの列車をみることができる。もうすぐ立川駅から国立駅までの登りの高架が完成し、中央線の全面高架が完了し、電車の高速化や 事故の軽減に貢献し踏み切りの遮断待ちが 無くなるのは良い事だと飼い主は思っている。
 昨年の11月この団地のイチョウの枝が全部切断された、その理由は分からないが、当分イチョウの黄葉が見られず、銀杏が採れなくなるのは残念だが、7年間みられたのは良かったと思う。

2011年
3月12日
(吾輩と飼い主
より)

 昨日の午後、宮城県、福島県を中心とした東日本大震災があった。大地震による大津波で多くの町が呑み込まれ、多数の住居の破壊や死者、行方不明者が出ている。また福島原子力発電所の設備が津波で壊れ、空気爆発、放射能の拡散の危機にさらされている。 日本海溝に潜り込むプレートの歪みより生じる地震は数十年、数百年のサイクルで生じる避けがたい事象であり、このリアス式地形で生じる大津波は過去に何回か発生し、多大の被害が出ている。
 天国にいる吾輩にはその感触は無いが、飼い主は東京の会社の高層ビルで震度5強の強い揺れを長時間、何回も体験したようだ。生きた心地が無かったと言っている。その日は東京の交通は停止し、その晩は会社で泊ったらしい。 福島原発の全面的停止により、その後計画停電が継続的に関東地区に実施され、生活、通勤への影響も出ている。東京の水道にも放射能が検出され、水の調達の混乱もでている。東京中心の脆さが露呈されており、地方への分散が必要だと 思われる。飼い主はこの地震が発生する前から東京脱出を計画しており、それが結果的に電力消費の低減にもっとも貢献する事になるのだ、、、と言っている。

2011年
3月30日
(飼い主より)

 今日から沖縄県民、名護市民になった。今日は会社の退職日でもあるが、3月23日に東京を経ち、27日に名護市に入ったその間   宮古島に滞在し、離島を含む全周を巡っったが、天気が良く無かったので期待した景観は今一つであった。
    名護の町をかなり歩いたが、なかなか良い町である。その後の活動についてはこのHPに掲載予定である。

2011年
11月30日
(吾輩より)

 飼い主が沖縄と言う所に移ってから8ヶ月が経った。この間に色々な所に顔をだしているようだ。来て草々に「名護博物館友の会」に加入し、博物館の催しものに積極的に参加している。また名護市にある名桜大学や本部町の海洋博研究センタ−の海洋生物の 講座にも参加している。また最近考古学に凝っており沖縄の城(グスク)の発掘等見学や城の講議に参加しいる。どうも化石はひと休みのようだ。沖縄の北部に「やんばる」と言われる所があり良く出かけている。自然が残っており多種の稀小動物が生息している。 吾輩に近い山猫はいないが、「ヤンバルクイーナー」と呼ばれるここしかいない鳥など絶滅種が多種生息している。奄美諸島や八重山諸島の一部と共に近き将来に世界自然遺産になるだろうと飼い主は思っているようだ。
 飼い主は名護から30分位にある本部半島の
美ら海水族館の年間パスを持ち、 何回も訪れている。世界最大の水槽(黒潮の海)を有し、ジンベイザメマンタを飼育展示している。 ジンベイザメの餌やりまで実演しており、水族館裏の海から海水を循環して透明で良好な水質を保っている。沖縄本島西側の東シナ海を北上する黒潮のお陰で年中安定して暖かい、きれいな海水が直接得られるから出来る事であると言っている。  飼い主は沖縄を深く知ろうと断続的に歩いて沖縄本島一周している。海岸線に沿って隅々まで回っており、いつも新しい発見があると言っている。 冬でも暖かい沖縄は吾輩のような猫族には住みやすいところかもしれないが、ハブという恐ろしい生き物もいて恐い所でもあり、住んでみたいかはである。



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